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マシンレギュレーション~その2

気になる2点目

車検でも見落としがち・・っていう項目なのですが

ブレーキレバー、クラッチレバーの事なんですが

規定では

3-7コントロールレバー
3-7-1 すべてのハンドルバー、レバー類(クラッチ、ブレーキ等)は、原則として端部がボール状(このボールの直径は最低16mm)でなくてはならない。このボールを平たくすることも認められるが、どのような場合も端部は丸みをおびさせていなくてはならない(この平たくした部分の厚みは最低14mmとする)。レバー端部は、レバーと一体構造に固定されていなくてはならない。

とあります。

さて問題は後記にある平たくした場合の厚みの件です。

市販のレバーですでに平たく成形してるものがあります。

ZETAのピボット式のもの、S3のものがすぐに思いつきますが

他のメーカーのものはどうだったでしょうかね?

S3は持ってないので、ZETAを計測してみました。

OIP.jpg

DSC_0545~2.JPG

14mm無いですね[たらーっ(汗)]

S3もたぶん14mm未満です。

ダウンロード.jpg

AJPノーマルレバーは

DSC_0546~2.JPG

球体なので16mm以上ありますのでOK!

ちなみに力造ムーブレバーは

DSC_0544~2.JPG

16mm以上あります。
※現在、力造ムーブレバーは在庫分のみの販売で増産しないので必要な方は早目に注文ください。

2023シーズンに向けてレギュレーション違反にならないよう

パーツ類は早目に注文しましょう!

円安でパーツ価格も値上がりしたり、輸入・入手に時間かかったりしてますので[手(パー)]


*********追記***********

ZETA製ピボット式レバーの対策をしてみました。

先端の球状部分に穴が空いてるので

プラスチック製のキャップを付けてみたらOKでした!

キャップはハンズマンで探してきました。

DSC_0550.JPG

穴径は10mm

必要なので、レバーに穴加工します。

DSC_0547.JPG

空けたらキャップを押し込んで

DSC_0554.JPG

こんな感じです。

厚みは14mm以上になり、レギュレーションをクリア[手(チョキ)]

DSC_0557.JPG

パテ盛りもいいですが、レバーは軽い方が当然イイので

これでバッチリだと思います[わーい(嬉しい顔)]
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マシンレギュレーション~その1

私が以前から思っていた内容が変更されて良かったと思ったのが

(変更前)
3-13-7 通常の販売ルート、または小売店を通じて入手できる一般公道用に認可されたタイヤのみが使用を許可される。 

(変更後)
3-13-7 通常の販売ルート、または小売店を通じて入手できるタイヤのみが使用を許可される(競技会で一般公道を走行する場合は一般公道用に許可されたタイヤ)。

です。

変更前の規則では競技専用として販売されてるDUNLOP D803GP 等は本当はレギュレーション違反と思ってます。

IMG_0424 (800x600).jpg

みんな入手できるし、履いてるし

ハンデ無いから問題ないってことでイイことにしよう~って思い続けてたので

今回の改訂でスッキリ[わーい(嬉しい顔)]

ちなみに競技規則のマシンに関する規定はMFJ本部内の技術部門にて策定しているらしく

トライアル委員会では一から作ってるわけではないそうです。

現場に沿わない規則内容等を協議しながら毎年改定されてるみたいですよ。


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